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私のプロフィール|kazはこんな人 – その2

プロフィール

前回からの続きです。

前回は39歳の時にうつ病を患い、その時に出した結論が、「どれだけ会社に尽くしても、会社は個人を守ってくれない」ということです。それなら、自分の人生は自分で守るしか。そう考えて副業を始めました。

9年間で挑戦した副業の数は6つ以上。その多くは失敗でした。でも、その失敗があったからこそ、私はようやく稼げる副業を見つけることができました。ここにたどり着くまでは困難の連続。この記事では、私が経験した副業について書いていきます。それと本業を転職したので、そのことについても書きます。

では時系列にお話していきます。

2014年 アフィリエイトブログ|とっつきやすいけど厳しい世界

パソコンを使う仕事

私がまず始めた副業が、アフィリエイトブログでした。2014年頃にXサーバーを契約して、WordPressで記事を書き始めました。

アフィリエイトブログは、副業としてほとんどの人が通るのではないでしょうか。
ネットには情報がたくさんあり、パソコン1台で始められるので、とっつきやすいのが特徴です。ということで、私もWordPressを使っていました。

あなたはアフィリエイトに挑戦したことがありますか? 私も始めた当初は、こんなに厳しい世界だとは思いませんでした。

ネット上の情報のとおり、何記事も書いていきました。記事を書くごとに「いつか稼げるようになる」と思いながら書き続けました。記事を50本書きましたが、収益はゼロ。それでも『次こそは…』とドメインを増やしました。それでも稼げませんでした。

そこで、ただ闇雲やみくもに記事を書いてもダメだと思い、ABCスペースというオンラインサロンに入り勉強もしました。でも駄目でした。

いま考えると、記事の書き方が良くなかったです。すべての記事にアフィリエイトリンクをいれて、買ってくださいといわんばかりの記事を量産していました。そんなサイト、ほとんどが押し売りですよね。まだまだビジネスの基本が分かっていなかったです。

途中でどうすれば良いのか分からなくなり、記事が書けなくなった時がありました。記事を書くのが辛くて、クラウドワークスで書いてもらったこともありました。その時、外注を使うということを覚えることができたのは幸運でした
ブログとしては失敗でしたが、外注を使ったり、ビジネスの基本の部分を学ぶ事ができたと思います。

けっきょく、ブログを1年半ほどしてやめました。

初心者向けの良い点:低コストでスタート可能、文章を書く練習になる。
難しい点:競争が激しい、SEOやターゲット設定などの知識が必要。

2015年 Webライターに挑戦|初心者の壁にぶつかる

ライター

続いて、クラウドワークスでWebライターに挑戦しました。

ブログで記事を書いていたので、Webライターはできるかもしれないとやってみました。
ですが、これも難しかった。

というのも、ブログの記事とwebライターの記事は書き方が別だったんです。

私はWebライターとしての実績がなかったので、クラウドワークスでほぼ無給でポートフォリオとして公開していいと言われている案件に応募をしました。そこで、キーワードに沿ってライティングをしました。
募集要項には「初心者には手厚くサポートします」と書かれていましたが、実際には「これ内容が薄いので、書き直してください」と言われるだけでした。どこをどう直してほしいのか教えてもらえず、結局自分でネットで検索する始末でした。

それでなんとか2記事を書き終えました。いざ自分の書いた記事を見ると、私の記事にはアフィリエイトリンクが貼られており、公開されていました。アフィリエイトリンクが貼られているのは当然ですが、私としては「あんなに薄いサポートで、ライターとして一人前になれるか!」という思いで、途中で契約終了を申し出ました。

初めに聞いていた話と違いますよねと言い、相手も同意をしたので契約終了になりました。これでWebライターは終了しました。
Webライターをする場合は、案件選びは慎重にしましょう。具体的には、仕事の詳細を書いてない案件は受けないほうが良いです。

初心者向けの良い点:即金性が高い、スキルを磨けば単価が上がる可能性。
難しい点:クライアントとのコミュニケーション、納期に追われる。

2016年 FXに挑戦|ビギナーズラックの甘い罠

チャート

これは副業というよりも、ギャンブルに近いです。もともと私はギャンブルが好きで、とてものめり込みました。

始めたのは2016年の春。今でも鮮明に覚えていますが、1Lotだけドル円を買って10分ほど放っておくと100円の利益が出ました。あまりにも衝撃的で、何もせずに待っているだけで利益が出るなんて! と、すぐにFXの魅力に取り憑かれてしまいました。
それでFXの勉強のために、モーニングサテライトを見たり、本を何冊も読んで為替の勉強を始めました。

ただ、そんな簡単に稼げるわけがありません。元手50万円で始めて、20万円の損失を出しました。このお金は私が独身時代に貯めていたお金で、生活費とは関係ないお金。でも、なんとか20万円の損失を取り戻したいのが人の心。そんなときに2016年9月のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が選出されました。
それを契機に急激に円安が進んで、1ドル104円だったのが12月末には119円まで円安が進みました
私はこの波に乗ることができ、20万円の損失を取り戻し、さらに残りの手持ち資金も注ぎ込んで、利益を出すことができました。その利益額はたった3ヶ月ほどで100万円!完全なビギナーズラックです。
FXはおよそ20%の税金がかかるので、確定申告をして20万ほど納税しました。

それで完全に舐めてしまいました。

kaz
kaz

これは楽勝だな。

私がしていたのは、いまでいう自動売買で、設定しておけば後は売買を繰り返してくれるものでした。

その設定をいろいろといじるのですが、2年目はそれがうまくいかずに125万円の損失を出しました。じつは、この時点で元本を割っていました。ですがそれでもやめられずに、3年目にも50万円ほどの損失を出してトータルで70万ほどの損失。そこでやめました

元手じゃ220万円からスタートして、1年目には320万円になりました。20万円の税金を支払ったので300万円になり、2年目は125万円の損失が出たので元手が175万円になりました。更に3年目に50万円の損失を出したので、元手は125万円になりました。
結果としては、およそ95万円の損失です。

この損失は嫁には絶対に内緒で、墓場まで持っていきます。

やっぱり元手がこれだけ減ってしまうのは、副業というよりもギャンブルではないかと思います。FXはやらないに越したことはないですが、「もう人生を覆す手段が残されていない。一か八かの勝負だ!」というのなら良いと思います。

初心者向けの良い点:スキル次第で大きな収益の可能性。
難しい点:リスクが非常に高く、メンタルが大きく影響する。

2019年 ストックフォトに挑戦|趣味と副業の境界線

ストックフォト

次に挑戦したのがストックフォトです。NHKの「助けて!きわめびと」という番組で、「写真AC」というストックフォトサイトが紹介されていました
私の趣味は写真です。もともと写真を撮っていた私は、「これなら稼げるかも!」と思い始めました。

番組ではスマホの撮影で月1万円は稼げると紹介されていましたが、私は撮影してもほとんどダウンロードされずに稼げませんでした。今考えると稼げなかった原因は、リサーチ不足ですいくら写真をアップロードしても、需要のない写真はダウンロードされません。

写真ACから、「これからの時期は、こういうキーワードの写真が需要がありますよ」と、メールが定期的に来ます。よく稼ぐクリエイターは、そういうのを逃さないんですね。
それなのに、趣味の写真の延長で撮影している私が稼げるわけがないんです。

今でもその時の写真を公開していますが、半年で1万円ほどの収入になっています。けっきょく写真撮影は趣味で続けているので、いまだにストックフォトはやっています。

自分のなかで、ストックフォトとして良いのが撮れたなと思った時にはアップロードしています。

初心者向けの良い点:スマホのカメラで出品できるので、簡単にできる。
難しい点:ダウンロードされるには、需要にあった写真を提供する必要がある。

2019年 データ入力|安易な選択の代償

データ入力は、クラウドワークスの案件で受けました。もうここまで何をやっても稼げないのなら、データ入力でもして稼ごうと考えました。データ入力は、指定されたホームページを見て、営業時間や定休日などのデータを入力する単純作業でした。これがとても安くて、実働20時間ほどで月1万円いかないほどでした。

内心、これならコンビニでバイトしている方がマシだなと思っていました。これは内職なんだなと思い勉強になりました。

内職レベルの薄給で、3ヶ月でやめました。

初心者向けの良い点:誰でもできるので、簡単に始められる。
難しい点:内職程度にしか稼ぐことができない。

2020年 転職

ここで大きな転機が訪れます。役職としては事務部長でしたが、じつは2016年に経営企画室長という肩書で管理職内で降格をしておりました。降格は私にとっては精神的に負担の減ることだったので、ショックはありませんでした。

私はうつ病で倒れた時に理事長に対する不信感を抱いて、この人のもとでは働き続けられないと思うようになりました。そうなると段々と勤務態度も悪くなりますし、いよいよ管理職から一般職員に降格するところまで来ました。実はこの職場は副業が禁止されており、FXで利益を出したときにもヒヤヒヤしていました。そんなところも好きではありませんでした。

理事長への不信感、副業の禁止が、私をこの職場から離れる決意へと導きました。今考えると降格はむしろ解放でした。そして、うまく新しい職を得て働き始めたとき、自分がまた一歩前進できた気がしました。

ただ、この時期はコロナがちょうど流行り始めた時期で、新しい職場に新しいコロナという脅威の環境になれる必要があり、副業をしている場合ではなかったです。

 

2022年 中国輸入物販|ついに見つけた、私の稼ぎ方

私は、在庫を持つ副業は避けてきました。単純に在庫を置く場所に困るからです。ですが、ここまでやっても何も稼ぐことができなかったので、「もうやるか!」と考えて中国輸入物販を始めました。

中国輸入物販を始めるきっかけになったのは、このYouTubeです。丁寧に解説されていて、これでようやく稼げるようになりました。私はもともとメルカリで不用品の販売をしていて、メルカリでの取引件数がすでに100件ほどある状態からスタートしました。

皮肉なもので、一番避けていた在庫のある商売で稼げるようになるものなんです。人生なんて、そんなものなのかもしれませんね。最初は段ボール1箱からのスモールスタートでしたが、いまは段ボール50箱くらいの在庫を抱えています。

初めて段ボール1箱を仕入れたときの緊張感は、今でも覚えています。本当に商品が届くのだろうか、届いたのは良いけど売れるのだろうかと不安でいっぱいでした。でも、いざメルカリで1件目の注文が入ったとき、ようやく『これならいける!』と思いました!

メルカリでの中古品の販売経験があったのも、スタートラインが普通の人よりも少し有利だったかもしれません。でも、在庫管理や資金繰りには苦労しています。その経験が、今の私を支えています。

 

まとめ

まとめ

このようにさまざまな副業をして、ようやく稼げるようになりました。副業には、確実に向き不向きがあります。1つやってダメだったからと言って、諦める必要はありません。自分にあった副業を探しましょう!

稼ぐ方法なんて、たくさんあります。

次は、私がなぜブログを始める気になったのはお話します。

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